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音信不通状態だった「ISHIRO!」が気まぐれ再開。いつまで続くやら?

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人はなぜ走るのか?

・・・などと言うと、えらい難しいことを書くかのようですが。
ブログを開いて早々に、半月ほど書き込みが飛びましたが、今は時間がたっぷりあるので。

今、山梨県富士吉田市の富士北麓公園陸上競技場にいます。日付が変わって午前0時半ごろになりますが、ここは標高1000mほどということもあって、夜になってから一気に涼しくなりました。心地よい風もあるし。
夜中に競技場にいるというのも不思議な話ではありますが、ここには今、2000人くらいの人がいます・・・と書くとなおさら不思議な感じ?

この土日、ここで「24時間リレーマラソン」というイベントが開かれています。1チーム6~12人で編成し、24時間交代でひたすらタスキをつないで走り続けるというもの。15日(土曜日)の午前10時がスタートだったので、今はスタートから14時間半ほど経ったところ。フィニッシュは16日の午前10時。今は夜中とはいえ、まだレースは中盤です。
このイベント、ランナーズの主催で数年前から行われていたそうですが、このブログにも書いたように今年からコニカミノルタが「ランニングプロジェクト」の一環として協賛。さらに私の会社もいろいろご縁があって今年から共催となっています。なので、僕は「共催社の担当記者」として会場に来ています。
原稿を書く上では、要所の時間帯だけ立ち会っていればいいのですが、これだけ大勢の人たちが夜通し走る光景というのはどういうものなのかが見てみたくて、僕も朝までいようかな、と思って。夕食のために少し会場を抜けましたけどね。こりゃ持たないと思ったら途中で寝るかもしれませんし。

24時間走り続けるという狂った(?)大会に、なんと208チーム、総勢2110人が参加しています。公園内の約1.6kmのコースをひたすら周回していて、スタート時はギンギンに晴れていて強烈に暑かったので、みんなこの状態で最後まで持つのかな?と思ったのですが、そんな心配は無用だったようです。皆さんやたら元気なんですよ。チームによって、また人によって速い遅いの違いこそあれ、とにかく自分のペースでしっかり走ってる。
しかも、すごく楽しそうです。走ること自体が楽しいんだろうし、雰囲気を楽しんでる感じもします。走る服装はほとんど制限がないようで、仮装もいろいろ。着ぐるみを着ている人もいれば、いろんな飾りや小道具をつけている人もいるし、裸に赤褌という人も。どうやったら楽しく走れるか、みんな自分なりの楽しさを考えてるのがよくわかります。夕方には浴衣ランの時間というのもあったのですが、浴衣を着る人がすごく多くてびっくりしましたし。
昼間はずっと音楽が流れていましたし、フィールド内やトラック横のステージでもいろいろなサブイベントがあってにぎやかだったのですが、夜8時からは音楽もアナウンスも止まったので、要所だけが仮設の灯りで照らされたなか、参加者たちの声援や会話の声と、自家発電機のモーターの音と、タイムを計測するチップを感知する音の中で、レースだけはしっかり続いています。

24時間も走り続ける。しかもこんなに大勢が。なんでここまでして走るかなあ、と考えていたのですが、なんとなく浮かんだ答は「理由なんかない」というものでした。走るのが好きとか、チームの仲間と励ましあいながら一つのことを成し遂げる充実感とか、イベントに参加する楽しさはいろいろあるのでしょうが、走ることそのものの理由となると、そんなものは存在しなくて、ただ、とにかく走ってるだけなんじゃないかな、と思ってみたり。
たぶん走ることそのものには理由なんていらないんですよ。だって理由がなくても走れるんだもん。理由とか目的は後からついてくるものなんですよね、きっと。
・・・というとても無責任な思考になっているのは、昼間の暑さにヤられたせいかもしれません。とにかく昼間は暑かった。顔や腕がメチャメチャ焼けました。
ランナーズの方と話していて、一つ意見が一致したのは、「日頃は着られない衣装をここなら堂々と着られるのが楽しさの理由の一つかも」ということ。面白いことに女物の衣装を着た男性ランナーがけっこう多いんですよ。チャイナドレスとか、チアガールの衣装とか、セーラー服とか。仮装の人が多いので、そんなカッコで走ったりウロウロしてても違和感がないんですが、日頃はそうそうできるものじゃないですから、隠れた願望を叶えるのには絶好の機会なのかもしれません。ミニスカート系だと走りやすいのかもしれないし?

夜の時間つぶしというか、眠気ざましを兼ねてこのブログを書いているうちに、もう午前1時過ぎに。スタートから15時間あまり。夜を乗り切るのが大変ですが、でもなんとなくフィニッシュまでが見えてきた感じもしています。
24時(スタートから14時間)の時点で、トップのチームは139周、222.4kmを走破。ほぼ1時間に10周=16kmのペースで走っています。最終的に250周すると400kmに届くんだけど、今のペースではちょっと厳しいかな?
トラックの周りの芝生のスタンドには、各チームのテントがズラリと並んでいて、走ったり応援していない参加者はテントで休んだり寝たりしています。リピーターのチームになると、装備もいろいろしっかりしていて、快適に過ごせるように工夫されているようです。夜中のレースの進め方も戦略がいろいろあるようで、交代でしっかり仮眠を取れるようにオーダーや分担の時間を決めているところが多いようです。

忘れないように書いておきますが、この大会ではコニカミノルタのスタッフや選手の皆さんも大活躍。走ったり、サブイベントに出演したりとフル回転しています。日頃恵まれた環境で、勝つために走っているコニカミノルタの選手たちは、生き生きと走り続ける参加者の姿を見て、何を感じたんでしょうか・・・
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  1. 2006/07/16(日) 01:17:07|
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